クローズアップレンズの基礎

クローズアップレンズって何?クローズアップレンズって何?

クローズアップレンズとは、小さな被写体を拡大して大きく撮影出来るレンズの事を指し、
撮影レンズの前に装着するだけで、最も簡単に近接撮影が行なえるものです。例えれば、高性能な虫眼鏡のようなレンズといえるでしょう。
例えば、ズームがないレンズの場合やマクロモード時の最短撮影距離が長いカメラ等では、マクロ撮影において限界があります。カメラによっては最短撮影距離が遠くて、せっかくのマクロな被写体に寄れません。
そこでオススメしたいのが近接/高倍率撮影用「クローズアップレンズ」です。これは、一見するとフィルターやプロテクターのような形状の製品で、撮影レンズの先端にねじ込んで装着するだけで、被写体を拡大してくれるというものです。
クローズアップレンズを装着した時は、被写界深度が浅くなります。つまりピントを合わせるのが結構シビアになります。しかし、ピントが合っている前後はいいボケ味が出ているのも特長です。
(c)Masaaki Harada @ Ishigakijima
クローズアップレンズなし。マクロモードの最短撮影距離が長いカメラだとここまでしか切り取れない。※写真はイメージです。
(c)Masaaki Harada @ Ishigakijima
クローズアップレンズ使用。クローズアップレンズを装着してみると、同じ撮影距離でも、ここまでアップOK。※写真はイメージです。
クローズアップレンズを使うと、小さな生き物を遠くからアップで撮ることができる。写真右は、クローズアップレンズを取り付けて、ズームを望遠側最大にして撮影したものです。ユニークな表情&仕種がばっちり撮れます。ズームをワイド側にして思いきり近づく方法もありますが、臆病な生き物相手に数cmまで近寄るのは時には至難の技です。クローズアップレンズを使えば離れた所からクローズアップして撮ることができます。
(c)Masaaki Harada @ Ishigakijima
ズームして望遠側のマクロ撮影。
(c)Masaaki Harada @ Ishigakijima
広角側でマクロ撮影。

より拡大率の高いマクロ撮影ができます

デジタルカメラには「マクロモード」という機能がありますが、これはデジタルカメラの
スペックに依存します。3000G、5000G、8000G、1Gのような1cmまで寄れるカメラなら特に問題はないのですが、5cmや10cmだとそれ以上寄る事ができません。比較的大きな被写体ならいいのですが、ほんの1〜2cmの大きさを思い切りアップで撮影したい時はストレスを感じるでしょう。クローズアップレンズは、望遠側(テレ側)の倍率を大きくして、拡大率の高い撮影をできるようにする便利なレンズなのです。

○臆病なギンポやハゼのように、寄ると逃げられる被写体を近付かなくてもより大きく撮れます。
○浅い被写界深度を利用した、ボケの効果が得られます。
等、クローズアップレンズは広角側での最短撮影距離による「マクロ機能」とは違うマクロの世界が拡がります。

DX-860G用クローズアップレンズについての製品情報はこちらをチェック

※クローズアップレンズを陸上でセットしてエントリーした場合は、水中で一度ゆるめるか、軽く振るかしてレンズとカメラの間の気泡(空気)を完全に抜いてご使用ください。