撮影マナーについて

優しく撮影しましょう

自然界の小さな生き物にとって、ダイバーは巨人のように見上げる存在です。
彼等のそばに寄ってからしばらく一緒に時を過ごして、魚や生き物たちがカメラを持ったダイバーの存在に慣れてきた頃に優しく撮り始めるようにしてみてください。その時が訪れるのを辛抱強く待つことも大切です。

周囲のダイバーに気を使いましょう

セルフダイビングではないなら、一緒に潜っているバディや周囲のダイバーの行動を常に意識して
ください。フレーミングに集中していると、意識の対象が目の前のみになり、冗談ではなく、気づくと一人きりといった事も充分ありえます。特にマクロ撮影では、長時間撮影になってしまう事が多々あるので、貴方の隣には、次の順番待ちをしているダイバーがいるかもしれないという気持ちを常に持ってください。また同じ被写体を皆で撮影したり観察する場合は、互いに譲り合うようにしましょう。モラルの面でも、安全の面でも、譲り合う気持ちは大切です。

当たり前ですが、安全管理は注意しましょう

水中で撮影している初心者ダイバーは、エア持ちが悪くなりがちです。
水中撮影をしていると、普通のダイビングに比べ、意識しないで呼吸を止めてしまったり、逆に興奮して呼吸が乱れてしまうといった事があります。撮影中も呼吸を決して止めないで、リラックスして穏やかな気持ちで撮影しましょう。勿論当たり前ですが、ダイビングコンピューターの指示やガイドインストラクターの指示に従って、エアの残圧チェック、安全管理を徹底してください。

絶対にサンゴには手をついたり、着底しないでください

今、世界中で地球温暖化現象が深刻になっています。
私達ダイバーは、海に生活している全ての生き物によって楽しませてもらっているのです。ダイバー一人一人がしっかりと意識を持ち、「やってしまったから仕方ない」「スキル不足だから仕方ない」と考えるのは絶対に止めましょう。
スキルの有る無しに関わらず、サンゴには触れてはいけません。少し手をついただけで、少しフィンが触れただけで、簡単にサンゴは折れてしまいます。サンゴの上に着底するのはむろん言語道断です。
サンゴ礁の海は多様な生物の生活場所になっています。サンゴは魚の隠れ場、餌場等の生活場所になります。また、サンゴ自体もサンゴポリプ食性の魚の餌となります。サンゴを中心とした生態系が調和を保ちながら生育しているのです。それは一度壊れるとなかなか元に戻らないのです。
しっかりと中性浮力を取ってサンゴを壊さないダイバーになりましょう!
ダイバーは陸上の人に対して伝承者でもあるのです。

@ PNG

BCへの吸気ではなく、肺の呼吸で浮力コントロールを行います。ある程度のスキルが必要ですが、貴重な生態系を決して壊さない為のマナーは守りましょう。

中性浮力で撮影するシーンをムービーでもご覧になれます。

サンゴの上では中性浮力は必須のスキルです。自信がない方は、極力サンゴの上には行かないようにしましょう。

オクトパスやゲージ等はしっかりと固定しましょう

オクトパスやゲージ類をを遊ばせておくのを止めましょう。
思わぬ急流などで地底に這いつくばった時等、からまって危険なだけでなく、知らず知らずに貴重なサンゴを壊してしまったりするので、BCジャケットのベルト部分などに通してしっかりと留めておく習慣にしましょう。