基本セッティング1

基本はO-リング部のケア

O-リングは、ハウジングの防水性能を維持するもので、正しい手入れと使い方が非常に重要です。ハウジングやストロボなどの水中撮影機材にはたくさんのO-リングが使われており、その全てがそれぞれの使用場所において、最も密閉性が良くなるように、設計されています。
必ず指定のO-リングを指定の場所に使いシリコングリスも指定のものを使用してください。

【万一、指定以外のグリスを使用したら】
指定以外のグリスを使用すると、O-リングが変形・変質してしまい、最悪の場合、水没することがあります。必ず、当社指定のグリスを使用してください。

【ワンポイントアドバイス】
浸水は、ダイビング中だけに起こるとは限りません。
ダイビングを終え、リアケースを開けるとき、ストロボコネクターを外すときなど、常に水がどうたれるかを意識しましょう。
リアケースは、ポート側を下にし、まっすぐ上に引き上げるようにすれば、水がハウジングの中にたれません。
ストロボコネクターを抜くときは、ハウジングを逆さまにして、コネクターを下方向に抜けば、ハウジングのコネクター部に水がたれることがありません。
細かいことですが、これらを実践しない為に発光不良になる場合もあります。

カメラ、レンズギアの準備

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レンズギア(フォーカスギア、ズームギア)を
レンズに装着します。ギアが止まる位置まで押し込むストッパー付きタイプと調節が必要なタイプのギアがあります。
※ レンズの種類によって、装着のしかたが異なります。ギアの取扱説明書をご参照ください。
※カメラに付属のアイカップ(接眼目当て)は必ずハウジング装着時は外してください。カメラが内部で押されて確実なセッティングができず、結果水没の恐れがあります。
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記録メディア、バッテリーが所定の位置に挿入されているかチェックした後、カメラにクイックシューを取り付けます。
三脚ネジをコインなどで締め付けて固定します。
これまでの一連の動作をムービーでもご覧になれます。

ハウジングとポートの接続

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ポートのO-リングをO-リングリムーバーで外します。
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O-リング及びO-リング接触面を掃除し、ゴミやホコリを取り除き、傷がないか確認します。
※O-リングがある溝の掃除には、「綿棒」が便利です。
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シリコングリスをO-リングに塗布し、汚れがないかチェックした後、再び元の位置に戻します。
ハウジングを保管する時は、ポートを外しておきましょう。長時間装着しておくと、O-リングがはりつき、ハウジングから外しにくくなります。その際O-リング面や接触面にホコリ、キズがつかないよう、リアポートカバーやハウジングボディキャップを装着することをおすすめします。
ハウジングのポート取り付け部のO-リング接触面にゴミ、ホコリ等が無いことを確認し、ポートを取り付けます。
※その際、必ずポートロックをしてください。ポートロックスイッチをカチッと音がするまで押し込みます。これを怠ると水没の原因になります。注意しましょう。
これまでの一連の動作をムービーでもご覧になれます。

ハウジングとカメラのセッティング

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リアケースを上に垂直に立てハウジングのロック式パチン錠を外し、フロントケースのポート側O-リングをOリングリムーバーで外します。シリコングリスをO-リングに塗布し、汚れがないかチェックした後、再び元の位置に戻します。
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カメラに取り付けたクイックシューをハウジングに差し入れ、クイックロックをし、カメラを固定します。その際、ハウジングのフォーカス/ズームダイヤルがMF(深い溝側にセッティングされて)いると、スムーズにカメラがハウジングにスライドしないときがあります。AF(浅い溝側にセット)にすると入りやすくなります。フォーカス/ズームダイヤルがMF(マニュアル)のときはこのダイヤルを回してフォーカスを合わせます。オートフォーカスでご使用になるときはノブをAFの位置に合わせてください。
※ フォーカスダイヤルはレンズにフォーカスギアもしくはズームギアを装着しないと操作できません。
※ レンズギアを装着している場合、ハウジングのフォーカス / ズームダイヤルを動かしながらカメラをハウジングにセットしてください。

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シンクロコネクターをカメラのアクセサリーシューに止まるまで差し込みます。
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コードをはさみ込まないように注意しながらリアケースをセットし、ロック式パチン錠を閉じます。
※ ロック式パチン錠は、左右同時に閉めるようにしてください。
※ 3点式ロック式パチン錠の機種は、左右同時に閉め、それから上部のパチン錠を締めてください。

電源ON/OFFの確認、各ボタン・ダイヤルの動作確認など、ハウジングから操作できるかどうかも陸上で必ず確認してください。

これまでの一連の動作をムービーでもご覧になれます。
とりあえずここまでで、基本セッティング(ハウジング単体での撮影可能なセット)は終わりです。
ストロボを装着するには、次ページの「基本セッティング2」をご覧ください。